



気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2019/08/09
近畿整備局、近畿建設青年会議 担い手確保等で意見交換
近畿地方整備局と近畿建設青年会議は5日、大阪市中央区の大阪合同庁舎第1号館で意見交換会を開いた。担い手確保対策やi―Constructionの取り組み等について意見交換をした。
近畿建設青年会議から担い手確保対策について、近畿建設青年会議から「工業高校についても半数以上が大学や専門学校への進学している」などの現状について説明した。「1級、2級土木試験の受験に必要な実績年数や試験内容の大幅な緩和や若者が興味を持つような体制を整えてほしい」、「建設業の社会的地位を他産業以上に高め、普通高校の生徒が普通に建設業界への就職を志望するぐらい、裾野を広げることが課題」などの意見がでた。
i―Constructionの取り組み等について、「購入価格は通常機の約2倍であるが、ICT土工を活用しない場合は、通常機として稼働させ、年間の稼働率を上げているようにしている」「施工量が少なくなればなるほど、金額的に合わなくなる」などの実情を述べた。「中小企業向けの積極的な支援策の充実」「勉強会や講習会などをそれぞれの発注者でも引き続き開催してほしい」などを要望した。