気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2014/10/07
インフラ輸出を経営の柱に 大成建設山内社長
大成建設は2日、神戸市中央区の神戸国際展示場で開幕した「Techno―Ocean2014」に高度な日本の建設技術を世界で活かすをテーマに出展。来場者はセミナーやパネル説明を熱心に聞き入っていた。
展示ブースでは、ボスポラス海峡横断鉄道トンネルで投入した技術を中心に、映像やパネル、模型などを用いた展示となっている。
会場での取材にて山内隆司社長=写真=は「ボスポラス海峡トンネルの完成により、トルコから高評価を得た」と成果を述べた。その上で「当社の海外展望としてインフラ輸出を経営の柱とし、トンネルに象徴されるような高度な技術や、原発、国内外での実績など強みを発揮出来る空港事業などに的を絞って進める」とし、その為に「独自技術を開発出来る人材の確保育成を進め、開発費も投入する」と語った。20年のオリンピックまでは「技術の向上や人材育成などをして備える」と考えを示した。