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総合ニュース
2019/06/27
測量協会関西支部、公共測量品質管理優秀賞 優秀賞4社を表彰
日本測量協会関西支部技術センターは25日、大阪市天王寺区の天王寺ミオ本館で19年公共測量品質管理優秀賞の表彰式を開いた。関西地区において優秀賞は地図作成でアジア航測大阪支店(大阪市)、国際航業(尼崎市)、基準点測量で鈴鹿設計事務所(大津市)、パスコ関西事業部(大阪市)がそれぞれ受賞した。田中俊之技術センター長から受賞者に表彰状が贈られた。
田中センター長は「測量は無形であり、現地の形状をいかに誤差なく数値化したかという結果で、品質管理は難しい。今後も、人材育成に努め、連続受賞を期待している」と述べた。
アジア航測大阪支店の三谷靖西日本支社長は「表彰というかたちになって、ありがたく思い、一層、頑張っていきたい」、国際航業の政野敦臣公共コンサルタント事業部副事業部長「求められる品質が厳しいものになっており、ヒューマンエラーをなくすように意識を合わせながら、品質確保に努めている」、鈴鹿設計事務所の河合秀隆代表取締役は「受賞を糧にして、さらに品質確保に努力していきたい」、パスコ関西事業部の渡邊祐三技術センター長は「今年で4年連続の受賞となる。受賞を誇りに思って、技術の研さんを行い、品質向上に努めたい」と受賞の喜びを語った。
協会では測量機器及び測量成果の検定を行う第三者機関として検定業務を行っており、05年に表彰制度を創設した。表彰は今年で15回目となり、全国で公共測量品質管理優秀賞35社(基準点26社、地図9社)が受賞した。