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総合ニュース
2019/05/24
阪神高速グループ、技術研究発表会 89編の論文発表
阪神高速道路、阪神高速技術、阪神高速技研、阪神高速道路技術センターは21、22日の2日間、大阪市中央区の朝日生命ホールで第51回技術研究発表会を開いた。2日間で約700人が参加した。阪神高速グループの各社員が「計画・交通・サービス・環境」「建設・更新」「維持管理」から89編の論文を発表した。
開会にあたり、阪神高速道路の幸和範代表取締役社長は「89編の論文から維持管理から建設、計画など幅広い分野での発表がある。今回、国際レポートとして、海外活動などについて報告される。阪神高速グループをはじめ、幅広い立場の皆さんに参加していただき、活発な意見をお願いする」とあいさつした。
技術研究発表のほか、21日には、宇宙航空研究開発機構宇宙探査イノベーションハブの金森洋史氏による「宇宙開発への挑戦~宇宙と土木をつなぐ~」の特別講演、22日には西日本高速道路の特別共催として小笹浩司保全サービス事業本部保全サービス事業部長らによる「災害に学ぶ~平成30年 自然災害を受けて~」の特別セッションが行われた。受賞した発表課題と受賞者は次の通り(敬称略)。
【最優秀論文賞】
▽玉出入路床版取替工事の施工報告=西原知彦(大阪管理局保全部保全工事課)、大西和行(大阪管理局保全部保全工事課)、中山栄作(大阪管理局保全部保全工事課)
【優秀論文賞】
▽機械学習による所要時間精度向上について~所要時間真値予測への活用~=青木圭(建設・更新事業本部大阪建設部設計課)、山本昌孝(保全交通部)、小島悠紀子(阪神高速技研技術部技術課)
▽阪神高速におけるロッキング橋梁の耐震補強コンセプトとその具体的対策=八ツ元仁(大阪管理局保全部保全設計課)、桐間幸啓(大阪管理局保全部保全設計課)、安積恭子(保全交通部保全企画課)
【奨励賞】
▽大和川線シールドトンネルの設計検証総括=南口優貴(建設・更新事業本部堺建設部設計課)、藤原勝也(建設・更新事業本部堺建設部設計課)、中元佑一(建設・更新事業本部堺建設部設計課)
▽湊川付近橋梁におけるコーナープレート補修部の詳細調査=勝島龍郎(内外構造点検調査部)、藤林美早(建設・更新事業本部神戸建設部プロジェクト第三課)、網野春日(阪神高速技術技術部調査点検課)
【特別賞】
▽マイクロブログを活用した突発事象の早期検知に向けた可能性検討=小島悠紀子(阪神高速技研技術部技術課)、山本昌孝(保全交通部)、向井梨紗(保全交通部システム技術課)
▽パーキングエリア満車表示装置システムの整備および精度検証について=新原拓海(神戸管理部施設工事課)、藤田敏生(神戸管理部施設工事課)、高松大樹(保全交通部システム技術課)
▽解体性接着技術による鋼床版上の鋼繊維補強コンクリート舗装撤去工法の開発=原田大樹(阪神高速技術技術部技術統括・開発課)、木下孝樹(阪神高速技術技術部)、杉井謙一(阪神高速技術技術部)