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総合ニュース
2014/09/29
道建協・大アス協、 安全大会を開催 安全水準の一層向上を
日本道路建設業協会関西支部と大阪アスファルト合材協会は25日、大阪市中央区のエル・おおさか(大阪府立労働センター)で安全大会を開催、会員ら約200名が参加し労働災害防止への決意を新たにした。
冒頭、挨拶に立った坪内卓夫支部長は「昨年度の建設業死亡災害は342人で前年に比べ24人減少しているが、全産業に占める比率は33%と依然として高い。工事量の増加に伴い労働災害が増えることのないよう安全衛生水準の一層の向上を図ることが急務である。関係者が一丸となって各種労働災害防止対策を総合的・計画的に進め、工事に携わるすべての人が情熱を持って、無災害に向けての努力を惜しまないことが重要」と述べた。
このあと、石井聡大阪中央労働基準監督署安全衛生課長の挨拶、梅野正一日本道路建設業協会関西支部安全環境委員会委員長による安全宣言と続いた。
第2部は、下野公仁近畿地方整備局企画部総括技術検査官が「近畿地方整備局管内における建設工事事故の現状とその対策」、永田学大阪府警察本部交通部交通総務課安全指導第一係長が「大阪府下の交通情勢と交通事故防止等」と題し講演。第3部では、関西電力や大阪ガス、NTTフィールドテクノなどの担当者による事故防止対策講習が行われた。