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総合ニュース
2014/09/26
西日本高速、茨木社屋内に技術研修センターを整備 「体験型研修」を実施
西日本高速道路は、専門技術者を継続的に育成していくための施設となる「茨木技術研修センター」を整備する。劣化損傷した実橋梁などを設置し、点検から診断までを実体験する「体験型研修」を実施する。15年度春頃の完成予定。
道路構造物の老朽化や経年劣化に対し、永続的に高速道路資産の健全性確保を目指し、技術者の点検・診断・評価技術などの向上を図る。茨木技術研修センターは茨木インターチェンジ付近の茨木社屋内(茨木市上穂積4―10―1)にある旧茨木管理事務所を改修して設置する。
研修は橋梁、舗装、土工、ETC設備、料金収受の5分野で基礎知識の習得や点検・調査・検査技術の習得等を目指す。橋梁では、実構造物の活用により、過去の技術の特徴や現在の鉄筋配筋の現状、損傷メカニズム、点検・調査などの体験実習を行う。土工では、目視点検や荷重試験等を行っていく。また、ETCや料金機械の演習用設備により、故障対応などの実践的な研修を行っていく。