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総合ニュース
2019/03/13
奈良県国際芸術家村を重点「道の駅」に選定
奈良県が整備を進めている道の駅「奈良県国際芸術家村(仮称)」が国土交通省の重点「道の駅」に選定され、10日に大和郡山市の平和小学校で選定証交付式を行った。黒川純一良近畿地方整備局長から荒井正吾奈良県知事に選定証を手交した。
黒川局長は「奈良県は長い歴史の中で、たくさんの工芸品があり、伝統工芸品を展示し、修復の体験などができる。地域の振興だけでなく、地域で生まれ育った子どもたちが誇りを持てるようなお手伝いをしていきたい」とあいさつした。荒井知事は「道の駅だけでなく、複合の歴史・芸術・文化村運営のコミッションを作り、地域振興の発展として先駆的な取り組みであり、大いに励みになる」と述べた。
奈良県国際芸術家村は、県内に点在する修復機能を集約化し、建造物や遺跡から彫刻・絵画等の美術工芸品まで修復できる文化財修復・展示棟や複合棟、伝統工芸施設、農村交流施設などを整備している。
重点「道の駅」は全国で88か所、近畿地方管内では15か所を選定しており、奈良県内では2か所目となる。