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総合ニュース
2014/07/15
自治体との連携を強化 近畿整備局森新局長が就任会見
近畿地方整備局の森昌文局長は14日、就任会見を開いた。近畿地方整備局として、国土の強靱化、インフラの老朽化対策、地域を元気にするための国土交通省行政の推進の3つを目標にして仕事を進めていく。3つの目標を進めていくうえで、「自治体との連携や近畿地方整備局の組織内での連携の強化を図っていく」と抱負を述べた。
国土の強靱化による防災・減災や災害に強い安全安心な国土づくりとして、「国土強靱化や南海トラフは、それぞれの対策法に基づいた視点で取り組んでいきたい」と述べた。南海トラフへの対策として、「ハードとソフトでの両面から取り組んでいく。地域計画を策定していく中で、近畿地方整備局が地域の先導役として最新情報や知見を提供し、活用してほしい」と考えている。
近畿地区でのインフラの老朽化対策として、「本腰を入れて近畿エリアでも取り組んでかないといけない」とした。
地域を元気にするための取り組みとして。「近畿エリアは、自然・歴史遺産がたくさんある。いかに有効活用させていくための取り組みに対する支援をしていきたい」と考えを示した。
道路ネットワーク整備について、今後3年間で約180㌔の供用が予定されている。「道路ネットワーク機能が前進する。このタイミングを逃さず、地域の発展や観光客の誘致、地域の元気づけるための知恵だしをしていきたい」として、「近畿地方整備局が役割をはたしていけるように、地域づくり、インフラ整備について支援をしていきたい」と意欲を見せた。