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総合ニュース
2019/02/14
阪神高速グループ、18年度安全大会開く コミュニケーションの徹底を
阪神高速道路、阪神高速技術、阪神高速技研は8日、大阪市西区の建設交流館で18年度阪神高速グループ安全大会を開いた。工事関係者など約260人が参加し、労働災害の撲滅を誓い合った。
冒頭、関本宏阪神高速道路工事安全管理委員会委員長は「作業員同士のコミュニケーションを図り、作業員それぞれに作業内容が確実に周知徹底されていることを確認してほしい。作業員一人ひとりが公共事業の担い手であるという自覚と誇り、その責任を常に意識してほしい。そして、工事が無事に完了した際には、それぞれの記憶に残る、自ら自慢できる仕事を、さらには、工事に携わった仲間同士でその思いを共有できるように努めていただきたいと願っている」とあいさつした。続いて、安全表彰を行い、社長表彰5工事6社、工事安全管理委員長表彰2工事5社に表彰状が贈られた。
安全表彰後、幸和範阪神高速道路代表取締役社長は「災害防止をはじめ、工事安全管理を徹底して、安全に対するリスクを最小化するため、発注者と受注者がそれぞれの責務を認識して、緊密に連携し、継続して取り組んでいくことが大事になる。安全大会が阪神高速道路の工事に携わっていただいているすべての皆さんにとって、工事中事故撲滅への決意を新たにする機会になることを祈念する」と述べた。
また、東裕之大阪労働局労働基準部安全課安全専門官による安全講習や、感性リサーチの黒川伊保子代表取締役による特別講演が行われた。安全表彰の受賞者は次の通り。
【社長表彰】
▽真柄建設=料金所整備下部その他工事▽きんでん=大和川線照明設備工事▽旭日電気工業=大和川線照明設備工事▽IHIインフラ建設=コンクリート床版大規模修繕工事(29―堺)▽宮本組=建物防潮板整備その他工事(29―大・池)▽大日本土木=尼崎・南芦屋浜ミニPA新築工事(29―西宮・湾岸)。
【工事安全管理委員長表彰】
▽鹿島=常磐工区開削トンネル工事▽飛島建設=常磐工区開削トンネル工事▽清水建設=常磐東トンネル付属建物新築工事▽東亜建設工業=常磐東トンネル付属建物新築工事▽東急建設=常磐東トンネル付属建物新築工事。