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総合ニュース
2018/11/09
奈良県・明日香村、長谷工らを飛鳥朱雀大使に 委嘱状交付
奈良県明日香村は、飛鳥朱雀大使(明日香村応援企業大使)に長谷工コーポレーションらを任命した。3日、明日香村健康福祉センターたちばなで委嘱状交付式を開き、森川裕一村長から村塚章介同社代表取締役副社長執行役員に委嘱状が手渡された=写真。
飛鳥朱雀大使は、明日香村の文化財を代表するキトラ古墳に描かれている朱雀のように国内外を飛び回り、村と国内外の様々な人そして地を結びつけるような存在になってほしいという思いを込めて設けられた。ほかにソーシャルアセット、ケイミュー、漫画家の里中満智子さんらが任命された。
同社は、村へ企業版ふるさと納税3000万円を寄附し、村及び明日香村地域振興公社と官民連携包括協定を締結。明日香村を「堪能する」「経験する」「居住する」の3つの基本プロジェクトに取り組み、地域振興に積極的に参画していることから選定されたもの。
活動内容は、▽明日香村の歴史・文化・観光・産業等を国内外に広く広報活動を行う▽明日香村及び関係団体等と連携し、定住促進、企業有地などの地域振興に対する助言及び支援を行う―など。
村川村長は「既に村と協定を結び、実績を上げていただいており、深く感謝している。今後も企業と一緒に明日香村の情報や魅力を発信していきたい」と挨拶した。
村塚副社長は「当社が管理するマンション居住者への村の野菜等農産物の販売はスタートしたばかりだが、中身をより充実させたい。古民家修繕について経験はないが、1~2年の間に試験的に実施したい」と語った。
※写真右から、森川村長、村塚副社長