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総合ニュース
2018/07/02
本四高速、瀬戸内の大動脈で地域活性化を 酒井社長が就任会見
本州四国連絡高速道路の酒井孝志社長は6月28日、神戸市の同社で就任会見を開いた。「身の引き締まる思いをしているが、微力ながら貢献していきたい。瀬戸内の大動脈を地域でしっかりと生かしていける会社にしていきたい」と抱負を語る。
酒井社長は大阪ガス出身で「インフラを管理・運営し、利用していただくお客様の安全・安心・快適に貢献する意味では、分野は違うが共通点があると思っている。今までの経験を生かしいきたい」。前社長の方針であった「信頼と挑戦」というテーマを引き継いでいく考えを示し、「技術的な保全、地域の発展、経営の効率性、それに現実的な対応を見つけて挑戦していく」と語る。
「限られた地域の限られた事業の運営であるが、IoT、AI等を積極的に活用して仕事を変えていき、世の中の動きをしっかりと見て、時代を読み、先取りをしていきたい」と意気込みを見せた。
料金収入について、「移動が増えていかないと通行量が増えていかないので、まずは、地域の活性化に協力していきたい。橋の魅力作りのため、社員や関係者の知恵をいただきながら、新しいことをしていきたい」と考えている。