気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2014/08/29
鹿島関西支店 震度7の地震想定 BCP訓練を実施
鹿島は27日、全社一斉にBCP訓練を行い、関西支店(大阪市中央区)では大地震による被害を想定した訓練を実施した。
今回の訓練は、近畿地方南部において最大震度7の地震が発生したとの想定で、施工中の工事現場の被害状況の把握や、被災した客先等からの要請を受けての支援体制の整備と充実を目的としたもの。支店ビル内に、押味至一支店長を本部長とし、各部署長を班長とする「震災対策本部」を立ち上げて行った。
訓練では、自社で開発した「災害時現場速報システム」を利用し、施工中の現場からリアルタイムに対策本部に送信された現況写真と状況報告により、被害の有無の確認や、被災した現場に対する復旧支援方法についての検討がなされた。
また支援要請を受けた客先等への対応をシュミレーションし、応援社員ならびに物資を効率的に現地に派遣・輸送すべく、動員可能な社員数および資材・建設機械の調達ルートを確認した。
社員および家族の被災状況については、携帯電話から登録できる「安否確認システム」により情報を一元化し、これにより出動可能な社員あるいは支援が必要な社員の把握に努める実施訓練を行った。