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総合ニュース
2018/03/30
堺泉北有料道路・南阪奈有料道路 西日本高速に移管で引継式
大阪府道路公社が管理する堺泉北有料道路と南阪奈有料道路を4月1日に西日本高速道路へ移管する。
近畿圏の高速道路は、複数の管理主体により管理しており、それぞれの料金体系が混在していることから、利用者にとってわかりにくい料金体系になっている。そのため、大阪府では、関係自治体(兵庫県・大阪市・堺市・神戸市)とともに、管理主体の統一も含めたシームレス(継ぎ目のない)な料金体系の実現に向けて取り組んでいる。今回、堺泉北有料道路と南阪奈有料道路が移管することによって、新料金となる。
26日には、大阪市中央区の大阪合同庁舎1号館で近畿地方整備局の池田豊人局長、大阪府の竹内廣行副知事、堺市の佐藤道彦副市長の立ち会いのもと、引継式を行った。池田局長は「これからの経済の浮上に道路が貢献できるように、皆さんの力を引き続きお借りしながら進めていきたい」、大阪府道路公社の浦田隆司理事長は「移管を契機に高速道路のシームレスな料金体系の実現へ、より一層の推進が図られるよう、ご支援をお願いする」、西日本高速道路関西支社の村尾光弘支社長は「一体管理することで維持管理を効率化し、管理水準を高めていきたい。利用者の皆さんに安全を提供し、安心してもらって、より快適さを感じていただけるように管理していきたい」と述べた。