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総合ニュース
2018/03/30
長谷工、和歌山県、田辺市、長谷工の森林プロジェクトが始動 森林保全・管理協定を締結
長谷工グループと和歌山県、田辺市は、和歌山県の「企業の森」制度を利用し、「長谷工の森林(もり)プロジェクトをスタートするにあたり、23日に和歌山県及び田辺市と森林保全・管理協定を締結した。
和歌山県庁で行われた調印式には、岡田裕長谷工コーポレーション常務執行役員、熊野聡同社執行役員、仁坂吉伸和歌山県知事、虎地一文田辺市中辺路行政局長、岡上哲三中辺路町森林組合代表理事組合長、土地所有者で富田川治水組合管理者の奥田誠氏らが出席し、協定書を交わすとともに、意見交換した。
挨拶に立った仁坂知事は「新宮市出身の御社の嵩特別顧問にはいろんな形で県を応援していただいた。また県内のIT企業が白浜町の長谷工旧保養所を事業所としてお借りしていたこともあるなど、ご縁があり、今回は企業の森でご支援いただき、大変うれしい」と述べた。
岡田常務執行役員は「嵩特別顧問が弊社の会長時代に、故郷に恩返しをということでNPO法人・紀州熊野応援団を設立し、紀州熊野の活性化に向け様々な活動を行うなど、貴県との関わりは深い。今日は新しいつながりのスタートの日。末永く活動に取り組んでいきたい」と語った。
虎地行政局長は「対象地の真砂は道成寺物語の清姫の出身地。清姫祭りには社員の皆様にもお越しいただき楽しんでほしい。長谷工の森林が緑多き森へと成長することを祈念している」と述べた。
「長谷工の森林」プロジェクトは、社会貢献・未来志向・地域との連携をテーマにしたCSR活動の一環として、グループ社員による植栽等の森林保全や整備活動を進める。昨年4月より長野県茅野市において第一弾をスタートした。
今回の対象地は、田辺市中辺路町真砂字川向の民有林3・72ha。整備期間は5月から10年間。現場管理等については、中辺路町森林組合に委託する。
今回の同社参画により、県内の「企業の森」の活動場所は86か所となる。
※写真右から3番目が岡田常務執行役員、4番目が仁坂知事
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