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総合ニュース
2018/03/27
近畿整備局・奈良県、平城宮跡歴史公園開園 朱雀大路、二条大路を復元
近畿地方整備局と奈良県が整備を進めていた平城宮跡歴史公園が24日に開園した。平城京を復元した朱雀大路や二条大路などを整備した。
平城宮跡歴史公園は、「古都奈良の歴史的・文化的景観の中で、平城宮跡の保存と活用を通じて、奈良時代を今に感じる空間」として事業を進めた。近畿地方整備局が朱雀門から南側約250㍍に平城京の南北のメインストリートであった朱雀大路(幅約74㍍)、朱雀門の南側を東西に走っていた二条大路(幅約37㍍)を朱雀門の左右約400㍍で復元的に整備。さらに、平城宮跡の出土品の展示や資料の読み解きを通じて平城宮を分かりやすく解説するガイダンスゾーンなどの平城宮いざない館を建設した。
奈良県は、レストラン・カフェ、交流スペースの天平うまし館、観光情報や物品販売の天平みつき館、休憩・展望スペース等の天平みはらし館、利用案内などの情報提供を行う天平つどい館、交通ターミナルを整備した。
開園式は、平城宮いざない館で行われ、簗和生国土交通大臣政務官、池田豊人近畿地方整備局長、荒井正吾奈良県知事をはじめ、来賓など約300人が出席した。簗国土交通大臣政務官は「国営公園と位置づけ、県営公園とともに整備を進めてきた。国営公園は朱雀大路、二条大路、平城宮いざない館を整備した。国交省として、公園の開園を契機に貴重な平城宮跡を保存しながら、より一層の観光の振興と地域の活性化に努めていきたい」とあいさつした。続いて、荒井知事は「多くの方々に平城宮跡を楽しんで、愛していただき、立派な公園になることに力を尽くしていきたい」と述べた。
朱雀門ひろばで開園を祝って、関係者によるテープカットとくす玉開被が行われた。
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