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総合ニュース
2018/02/28
近畿整備局、PC建協関西支部と意見交換 週休2日試行工事など要望
近畿地方整備局とプレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協)関西支部は26日、大阪市中央区の大阪キャッスルホテルで意見交換会を開いた。協会は▽年度発注量の安定的確保▽若手・女性技術者活用の推進▽週休2日試行工事の現況▽週休2日化における供用日数の設計変更▽書類の簡素化―などについて要望し、活発な意見交換が行われた。
冒頭、井上智夫近畿地方整備局企画部長は、「週休二日工事の推進については、発注者と受注者の双方で取り組んでいくべき課題である。PC建協が考えていることを、できるだけ反映する形で計画を練っていきたい。そのような成果が確実にでるように進めていきたい」とあいさつした。続いて、桑原安男副支部長は「関西支部も働き方改革や担い手確保、生産性の向上に向けた対応を課題に掲げながら活動している。本日も担い手の確保や週休2日に関する要望を揚げている。有意義なアドバイスをいただき、今後の活動に繋げていきたい」と述べた。
意見交換会では、年度工事量の安定的・持続的な確保や大阪湾岸道路西伸部などの若者が将来の見通しを持てるような大型プロジェクトを要望。整備局は西伸部の事業について、阪神高速道路との合併施行で進めている。「六甲アイランドは橋梁の予備設計、ポートアイランド地区は、測量やボーリング調査の準備中となっている。具体的な設計業務については、来年度以降になる予定」と説明した。
現場経験の少ない若手及び女性技術者の育成・技術力向上に期待できるPC工事における若手・女性チャレンジ型の引き続きの発注を要望。整備局は「PC工事では2件を試行し、表彰を受けた優良な工事があった。今後も、チャレンジ型は特に担い手型の工事につては、引き続き実施していきたい」と答えた。
週休2日工事を実施するためにも、工期変更等を含めた適正な工期設定を要望。整備局は、今年度から週休2日工事を拡大している。「条件が変更した際は、円滑な工期変更をしていくことは重要である。PC橋の上下部工事が分離の場合は、スムーズに上部工が着手できるように、特記仕様書に条件明示することになっている。変更の場合は設計変更審査会を活用してほしい」と答えた。
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