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総合ニュース
2018/02/14
高松建設グループ、エニシエ豊中桃山台を15日開設 サービス付高齢者向け住宅
高松建設グループの高齢者向け住宅「エニシエ」ブランドの3施設目となる「エニシエ豊中桃山台」が15日にオープンする。所在地は、北大阪急行「桃山台」駅からバス3分、徒歩1分の豊中市東泉丘4-5-46。
事業形態は土地オーナーの所有地に髙松建設が施設を新築、グループ会社の高松エステートが一括賃借し、サービス付き高齢者向け住宅として運営・サービスを提供する仕組み。それを訪問介護事業所「エニシエケア豊中」が介護サービス等を担当し、便宜を図る。
こうした住環境と景観に恵まれた郊外型の民間経営の老人介護施設はそのほとんどが高価で“高根の花”的存在となっていた。
16年2月の世界保健機関(WHO)の世界保健統計によると、日本は健康寿命で74・9歳と世界第一位だが、寝たきり期間ランキングでは男性9・2年、女性12・7年と世界第一位となっている。これは長寿国の宿命だが、健康で長生きは誰しもの悲願でもある。
高齢者人口の拡大に伴って老人介護ホームが大幅に不足している環境下で、“高根の花”を打ち破り、庶民的な老人福祉ホームを提供していこうとの高松建設グループの取り組みは理想的な福祉社会国家誕生へ“一石”を投じた取り組みといえよう。
「エニシエ豊中桃山台」の 賃料 は7万1千円~9万2千円。付帯施設は食堂、ランドリー、浴室、喫煙室、カラオケルーム、相談室があり、自動車が4台収容できる駐車スペースを設けた。
敷地面積は1617・38㎡、構造・規模はRC造5階建延1689・5㎡。総戸数 50戸でうち15戸は2人が入居でき、夫婦はもとより、介護者も同居できるタイプ。35戸は1人入居。専有面積は 18・25~24・67㎡(トイレ・ミニキッチン付)。
髙松エステートの管理・運営施設として初めてカラオケルームを完備したほか、食事は品数の多い一汁四菜とし、週に一度は入居者が選べるレストランメニューも用意する。
医療機関との連携による安心の24時間サポート体制を整え、竹やぶの残る高台に位置する緑豊かな住環境は持ち味の一つ。5階談話コーナーからの広々とした四季折々の眺望は入居者の心をいやしてくれる。
「エニシエ」とは、いろんな方々とのご縁によって誕生した家という意味とか。
高松建設グループでは15年11月に「エニシエ川西加茂」(32戸・64名)、16年1月に「エニシエ北巽」(60戸・60名)を開設。入居価格を最低限に抑えたため、今回の「エニシエ豊中桃山台」に加えた「エニシエ」3施設の黒字化は2年先を目指したいとしている。
※写真下は2人部屋
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