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総合ニュース
2017/12/20
西日本全体での地域間連携を 西日本SMR勉強会
近畿地方整備局は18日、「西日本スーパーメガリージョン(SMR)勉強会」を開催した。リニア中央新幹線の大阪開通によるSMRの形成を見据え、西日本全体の地域間連携や西日本とアジアとの交流拡大を図る。
第一部では事前意見交換が行われ、リニア中央新幹線(東京~大阪)開通を活かし、関西が発展するために、関西が首都圏と並ぶ拠点性を高める必要があるとし、そのためには、成長エンジンとなる産業の創出や国内外のネットワーク機能の強化による対流促進を図り、西日本の一体性を高めることが重要になるなどの意見がでた。国土交通省(近畿地方整備局、近畿運輸局)から西日本が一体となって取り組むテーマとして、瀬戸内海を活用したクルーズ、来年の明石海峡20周年・瀬戸大橋30周年イベントの連携、西日本サイクリングルートのネットワーク化などを提案した。さらに、スーパーメガリージョン形成の効果を最大限引き出すため、西日本が連携し、各地域の特徴や優位性を活かした産業・人材の集積や地域づくりが重要になるとした。関西と四国の連携についての勉強会を26日に高松市で開催する予定。
第二部の冒頭、近畿地方整備局の池田豊人局長は「リニア中央新幹線が東京から大阪までつながった場合は大きな経済圏域ができ、その中で大きなテーマはスーパーメガリージョンである。西日本全体で考えていくことを踏まえ、関西、中国、四国、九州の4圏域が、これまで以上に連携を促進して、しっかりと全体で受け止めていくために勉強会を開催する」とあいさつした。
国土交通省国土政策局の池田直太計画官が「スーパーメガリージョン構想検討会に関する情報提供」、京都大学経営管理大学院の小林潔司教授が「スーパーメガリージョンとポストアーバン社会」、名古屋大学未来社会創造機構の森川高行教授が「スーパーメガリージョンにおける関西圏と中部圏の役割」、関西経済連合会の出野精二常務理事・事務局長が「LOOK WEST~関西発の創造戦略~」について解説した。
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