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総合ニュース
2017/11/27
西日本高速関西、12月10日開通 新名神高槻~川西間を公開
西日本高速道路関西支社は、12月10日に開通する新名神高速道路の高槻~川西間(延長26・2㌔)で報道関係者を対象に内覧会を21日に開いた。波形形式の波形鋼板ウェブ箱桁橋やコンクリート、アスファルト舗装を重ねたコンポジット舗装の採用、トンネル内には自走式ロボットカメラ、ペースメーカーライトなどの新技術・新工法を導入している。
現在、整備を進めている新名神高速道路の高槻~神戸間(延長43・1㌔)のうち、今回開通する高槻JCT・IC(高槻市宮が谷町)~川西IC(川西市西畦野)までの延長26・2㌔。高槻JCT・IC、茨木千提寺IC、箕面とどろみIC、川西ICを設ける。
川西ICでは、アクセス道路となる県道川西インター線とあわせて整備が行われた。料金所のトールゲートや照明ポールに設置した数台のカメラ画像を合成し俯瞰的に映像監視を行う平面監視システムを導入した。川西トンネル内には、トンネル照明灯具に搭載したLEDモジュールを渋滞解消などに向けて移動点灯するペースメーカーライトを導入した。さらに、LED照明は、火災など注意換気・避難誘導には赤色、落下物などの注意換気には黄色に点滅する。また、1500㍍未満のトンネルには、トンネル内の状況を映像でリアルタイムに確認できる自走式ロボットカメラを設置した。
新名神高速道路で最長となる箕面トンネル(延長4997㍍)は、断層破砕帯が集中し、多量の湧水に対応するためトンネル全断面をウォーターバリアや高機能な防水シートで覆う非排水構造(ウォータータイト構造)を採用した。波形鋼板ウェブ箱桁橋の安威川橋は、最大支間長179㍍、最大桁高11・5㍍となっている。また、茨木千提寺PAは、北摂地域の豊かな自然に囲まれた環境を活用し、自然と調和したPAを整備した。
高槻JCT・IC~川西IC間の開通により、大阪北部地域と川西地域から周辺高速道路ネットワークが拡充されアクセス性が向上するとともに移動時間の短縮に寄与する。周辺地域の開発や地域産業の活性化、観光の活性化などが期待される。
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