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総合ニュース
2017/11/20
近畿整備局、近畿建設青年会議、若手技術者の担い手確保で意見交換
近畿地方整備局と近畿建設青年会議は16日、大阪市中央区の大阪合同庁舎第1号館で意見交換会を開いた。建設業界における若手技術者の担い手の確保の課題や取り組み状況などについて、意見交換をした。
冒頭、近畿地方整備局の井上智夫企画部長は「若手の担い手の確保は地域の建設産業において重要な課題である。建設産業は地域にとって重要な産業であって、やりがいのある魅力のある仕事である」とあいさつした。続いて、近畿建設青年会議の吉井久尚会長は「建設業界における若手技術者の担い手の確保をテーマに意見交換をさせていただくが、地域建設業にとって重大なテーマでもあり、率直な意見交換を行い、少しでも解決の糸口を見いだし、発注者や協会が今後、どのように取り組むべきかを考えるきっかけにしたい」と述べた。
大阪工業大学工学部都市デザイン工学科の日置和昭准教授、神戸市立工業高等専門学校都市工学科長の柿木哲哉教授、福井県立武生工業高等学校都市・建築科都市工学コースの今村典宏教諭が今回、初めて招き、大学、高専、高校の就職状況などについて説明した。3人からは「就職先として地方公務員への人気がある」、「建築の人気が高いが、高校に入学してくる生徒が土木と建築の違いが分かっていない」などの現状を紹介した。
建設業の担い手確保に繋げていくためにも、「若い世代に土木の良さが伝わっていないことや理解してもらうためにも、イメージアップ戦略を図っていく必要がある」、「地域建設業に入職するとキャリアアップのイメージが必要になる。インターンシップを1社だけでなく、持ち回りで受け入れるようなやり方もあるのではないか」などの意見がでた。
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