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総合ニュース
2017/10/23
都市再生機構、ひと・まち・くらしシンポ 7課題の技術・研究を報告
都市再生機構は18日、大阪市北区の阪急うめだホールで17年度URひと・まち・くらしシンポジウムを開いた。関係者など約400人が参加し、「まちの魅力の引き出しかた ―団地が仕掛けるまちの魅力アップ―」をテーマに、大阪府立大学の増田昇名誉教授の特別講演や都市再生機構の職員による7課題の技術・研究報告が行われた。
冒頭、都市再生機構の西村志郎理事・西日本支社長は「団地が中心となったひとつのまちとして、住みごたえのあるまちとなるために、団地を舞台にしたオーブンイノベーションを皆さんとの繋がり・連携によって新しい価値や魅力を創造していくことが求められている。また、団地はオープンイノベーションの舞台の宝庫である。そのようなことを意識しながら、皆さんと考えていく機会になればと思っている」とあいさつした。
増田教授は「ランドスケープから捉えた地歴を踏まえた魅力ある風景づくり―大阪、堺を事例に―」をテーマに特別講演を行った。また、都市再生機構が監修した書籍「#カリグラシ」の編集者の竹内厚氏がコーディネーターを努め、パネリストに東京R不動産の千葉敬介氏、文化活動家のアサダワタル氏、アッドスパイスの岸本千佳氏によるパネルディスカッションも行われた。調査研究・事業の取り組み報告は次の通り。
▽「鳥の目」と「猫の目」によるまちへのアプローチ―密集市街地の防災と住環境整備―▽新しい時代の再開発をどう進めるか―これからの地方都市のまちづくり―▽ソフト・ハード連携による子育て世帯を中心とした地域コミュニティ活性化の取組み―「子育て頼り合い」を目指した港北ニュータウンメゾンふじのき台―▽暮らすにいい街、歩くに楽しい街への仕掛けづくり―浜甲子園団地における団地再生の取組み―▽UR賃貸住宅建築物の健全性調査に関する取組み―50年経過時調査―▽35年間にわたる雨水浸透工法の効果検証―健全な水循環をめざして―▽ここでしか味わえない暮らしかた―MUJI×UR居住者さんに聞く。暮らしてから、その後―。
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