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総合ニュース
2017/09/27
阪高、ミッシングリンク解消へ 淀川左岸線延伸部地質調査を秋頃契約
阪神高速道路の幸和範代表取締役社長は25日、17年度の取り組みなどについて説明した。ミッシングリンク解消に向けた新規ネットワークとして淀川左岸線延伸部と大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)の2路線について4月から事業着手している。淀川左岸線延伸部は、路線の構造検討業務に着手した。7月には組織改編で担当部署の体制強化を図っている。今後、設計の検討を行うための地質調査業務を秋頃に契約する予定。
大阪湾岸道路西伸部においても7月の組織改編にあわせて、神戸建設所を開設した。構造、維持管理、景観デザイン等を検討したうえで、設計条件に反映し、最適な構造形式の検討を進めていくとした。
幸社長は淀川左岸線延伸部と大阪湾岸道路西伸部の整備に向けて「阪神圏の高速道路ネットワークの新たな整備がスタートした。ミッシングリンクを解消し、関西経済の発展や関西全体の思いにこたえるために技術力を総動員して、連携しながら、新規路線の整備を進めていきたい」と意気込みを語った。
高速道路リニューアルプロジェクト(大規模更新・修繕事業)は15年度から事業着手し、今後、事業が本格化していく。大規模修繕事業として10月1日から5号湾岸線(尼崎末広~北港JCT)上下線約6㌔で終日車線規制によるリニューアル工事を行う。鋼床版部のアスファルト舗装を鋼繊維補強コンクリート(SFRC)舗装に置き換える。
渋滞対策として、3号神戸線東行きの深江サグ(深江~芦屋)に速度回復誘導灯を設置し、渋滞が7割減少したことを実証実験で確認したことから、13号東大阪線東行森之宮付近に速度回復誘導灯を設置する。
スパコン「京」を活用して、3年間に阪神高速の全ネットワークで地震時の挙動などについてシミュレーションを実施していく。路線単位で解析することで、構造物の損傷程度、路面の段差量、地盤の液状化の範囲などについて把握していく。広域ネットワークへの影響評価し、BCPへ反映させ、防災・減災対策の高度化を目指す。
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