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総合ニュース
2017/09/05
夢洲コンテナターミナル岸壁全延長供用式典、連続1350m大水深コンテナバースを運用
近畿地方整備局と大阪市は2日、大阪市港区のホテルシーガルてんぽーざん大阪で大阪開港150年夢洲コンテナターミナル岸壁全延長供用式典を開いた。
近畿地方整備局は、コンテナ貨物の増加や船舶の大型化に対応するため国際コンテナ戦略港湾である大阪港の夢洲地区で大阪港夢洲コンテナターミナル整備事業に91年度に着手し、09年に3バース一体運用を開始した。また、10年に阪神港として国際コンテナ戦略港湾に位置付けされた。コンテナ船の大型化に対応するため、13年度にコンテナターミナル岸壁部のC12延伸部(延長250㍍)の工事に着手し、17年1月末に工事が完成し、2月から西日本最長となる連続1350㍍の大水深コンテナバースとして既設施設と一体的に運営が開始された。C12延伸部の背後については整備を進めており、さらに、航路の浚渫を今後行い、26年度の完了を目指している。
式典には大阪市の田中清剛副市長や国土交通省の菊池身智雄港湾局長、近畿地方整備局の池田豊人長など関係者をはじめ、約300人が出席し、夢洲コンテナターミナル岸壁の供用を祝った。
大阪市の吉村洋文市長の式辞として「大阪港は本年開港150年を迎えている。国際コンテナ戦略港湾に選定されて以降、順次整備を進めていた中、2月に夢洲コンテナターミナルの岸壁部の全延長が供用した。夢洲地区では現在、国際観光拠点の形成や25年万博博覧会の誘致に向けても取り組んでいる」と田中副市長が代読した。続いて、菊池港湾局長は「西日本最長の大水深岸壁が一体的に利用可能となり、コンテナ船の大型化への対応やターミナル運用の効率化が図られる。夢洲コンテナターミナルの全延長供用を契機として大阪港がさらに大きく飛躍していくことを期待している」と述べた。この後、関係者によるくす玉開披が行われた。
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