



気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2017/09/04
近畿ブロックi―Con推進連絡調整会議 ICT活用工事等を推進
近畿地方整備局、地方公共団体や関係業団体等がi―Constructionの取り組みを推進するための「第2回近畿ブロックi―Construction推進連絡調整会議」が8月31日、大阪市中央区の大阪合同庁舎で開かれた。i―Conの推進に向けた取り組み状況などについて意見交換した。
井上智夫近畿地方整備局企画部長は「i―Conについては現場で動き出している。ICTは、測量調査から建設、管理までを一体に進めている。府県が始めている新しい取り組みを建設産業の方々と一緒に進めていかないといけない。普及することのメリットを感じていただき、一体となって進めていくためにも会議で情報を共有していきたい」とあいさつした。
近畿地方整備局は、ICT活用工事の取り組みが説明した。16年度ICT土工は81件を発注した。起工測量から完成検査まで土工にかかる一連の作業時間について平均28%の削減効果がみられたとした。17年度の取り組みについて、舗装工にICTを全面的に導入するICT舗装を開始した。
自治体での取り組みは、兵庫県発注の「武庫川遊水池整備工事(その2)」(9月契約予定)を地方展開モデル事業として行う。兵庫県はICT施工が有効である土工量が1000立方㍍以上かつ発注者指定する発注者指定型とICT施工が有効である土工量が1000立方㍍以上を施工者希望型で行っており、17年度は54件の公告を予定している。大阪府は、1000立方㍍以上かつ予定価格3億5000万円以上を施工者希望型とし、16年度はICT土工で2件実施、17年度は1件の公告を予定している。
普及に向けた新たな取り組み方針として、「i―Construction近畿サポートセンター」の開設やICT推進アドバイザーの創設、現場支援型モデル事業の実施、技術講習会等を開催する。
一日分の建産速報(PDF)及びデータ配信サービス(エクセル)を送付いたします。 ご希望の方は下記【簡易サンプル希望】をクリック後、件名に簡易サンプル希望と入力いただき、ご希望の商品名(建産速報・データ配信サービス)、お名前、メールアドレス、電話番号(任意)を記載のうえ送信をお願いします。 【簡易サンプル希望】 |