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総合ニュース
2017/07/21
大阪府建団連、技フェスタに2300人 建築・土木の技能を体験
大阪府建団連と大阪府建団連雇用推進研究会は、14~15日の両日、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで「第4回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2017」を開催した。
同フェアは、若年技能者の人材確保・育成を目指して工科高校等の生徒から一般市民を対象に、建設産業における専門工事業の仕事を知ってもらい、ものづくりの魅力、やりがいや楽しさを伝えるもの。
近畿地方整備局、大阪労働局、大阪府、大阪市、大阪建設業協会、日本建設業連合会関西支部などが後援。
鳶ブースでは、足場材でできた約6㍍のツインタワーに登る体験をしたり、型枠ブースでは職人さんと金槌体験をしたり、とび、型枠、鉄筋、左官、建築大工、塗装などの職種別に技の体験が行われたほか、壁塗り競技会、カンナ削り競争、丸太切り競争などもあり、大人も子供も楽しみながら参加していた。
また大阪工業技術専門学校生徒による迫力ある棟上げも披露され、来場者らの注目を集めていた。
このほか、「元請・下請における雇用促進対策の現状」と題して近畿地方整備局や労働局、高校、専門学校、元請企業、元請協力会、下請企業による座談会も開かれた。
初めて左官の体験をしたあるゼネコンの新入社員は「イメージできなかったことが体験でき、来てよかった。職人技のすごさを感じた」と感想を語っていた。
今回は昨年の1500人を大幅に上回る約2300人が来場し、大盛況のうちに閉幕した。
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