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総合ニュース
2017/06/19
近畿整備局、実物大の研修用堤防整備 不具合堤防点検講習会開く
近畿地方整備局は14日、枚方市の近畿技術事務所で不具合堤防点検講習会を開き、近畿地方整備局や地方公共団体の職員が参加した。近畿技術事務所内に整備した不具合堤防を活用して、点検技術の講習を行った。
河川維持管理の現場では、堤防等点検技術向上のニーズが高まっており、堤防や護岸の不具合を実際に活用して、堤防等点検技術の向上を図るため、研修用堤防として実物大の不具合堤防を整備した。不具合堤防(延長46㍍、幅15㍍、高さ3㍍)は、堤防に流水が強くあたる川の湾曲部を想定し、中央部に樋門や特殊堤、階段工、坂路の河川管理施設を設置した。4つのゾーンに区分し、全国の直轄河川管理施設に発生する15種類32か所の変状を再現した。
講習会は、近畿河川技術伝承会が講師として、護岸の変状調査、堤防地下部の調査、打音による空洞調査などの点検技術を学んだ。講習会後、参加者は「今後、河川点検結果を見た際にも気にしなければならないポイントがわかった」「一日でこれだけの量を学べて非常に良かった」「堤防の点検方法、堤防の不可視部の状態の見方が習得できた」などの感想を述べた。
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