



気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2017/06/05
近畿整備局、道建協と意見交換会 舗装工事におけるi―Conの推進を要望
近畿地方整備局と日本道路建設業協会は1日、大阪市中央区のKKRホテル大阪で意見交換会を開いた。道建協は▽道路舗装工事におけるi―Constructionの推進▽道路舗装工事における労働環境の改善▽生産性の向上―などについて要望し、活発な意見交換が行われた。
冒頭、近畿地方整備局の池田豊人局長は「淀川左岸線延伸部と大阪湾岸道路西伸部が事業着手し、インフラ整備が動きだし、活気のある流れが大きくなるように努めている。皆さんの力を借りて進めていきたい」とあいさつした。続いて、増永修平会長は「担い手確保については、週休2日など就労環境の改善に取り組んでいきたい。協会として目標を定め、それに向かっていくことで、若手技術者が業界に夢と希望を持てるかたちにしていきたい」と述べた。
意見交換では、道路舗装工事におけるi―Conの推進について、協会内にi―Pavement推進本部を設置した。情報化施工機器を賃貸する場合の最低補償日数を考慮し、施工規模は最低限8300平方㍍と要望。整備局は、17年度からICT舗装工事に取り組むとして、「1万平方㍍かつ3億円以上の場合は発注者指定型、3億円未満は施工者希望者型で進める。ICT活用工事として必要な経費は計上していく」と説明した。
道路舗装工事における労働環境の改善について、長時間労働の是正、労働の平準化を要望。整備局は、「工期設定支援システムの導入、準備期間など適切な工期を確保したい」と答えた。施工時期の平準化について、「2か年国債やゼロ国債を積極的に活用していきたい」と考えを示した。
生産性の向上について、舗装の技術開発に対する支援を要望。整備局は、「新技術については、積極的に取り組んでいく必要がある」と答えた。新技術導入の際しての新入札制度の活用・普及について、整備局は、技術提案・交渉方式を16年度に1件実施したとして、「工事の特色に合わせて、採用を考えていきたいい」と答えた。
一日分の建産速報(PDF)及びデータ配信サービス(エクセル)を送付いたします。 ご希望の方は下記【簡易サンプル希望】をクリック後、件名に簡易サンプル希望と入力いただき、ご希望の商品名(建産速報・データ配信サービス)、お名前、メールアドレス、電話番号(任意)を記載のうえ送信をお願いします。 【簡易サンプル希望】 |