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総合ニュース
2017/05/29
阪高大和川線、矩形シールドトンネルを公開 国内初の矩形シールド機による道路トンネルを施工
阪神高速道路は26日、建設を進めている阪神高速大和川線の常磐工区開削トンネル工事の矩形シールドトンネル工事の建設現場を公開した。国内初となる矩形シールド機単体による道路トンネルを施工している。矩形シールドトンネルは大和川線の常磐出口(仮称)の一部を構築するもので、制約された用地条件の中、トンネル断面が最小となるように一般的な円形とは異なる矩形形状を採用している。施工は鹿島・飛島建設JV。
工事は、大和川線の常磐西出口の一部を構築するもので、地域への負担軽減を考慮して、当初の開削工法から非開削工法に変更した。道路トンネルにおいて、シールド機単体で矩形断面を掘削するのは国内初となる。また、小土被り発進、本線土留壁との近接併走、下り8%の急勾配施工となっている。
矩形であることから通常のシールド機とは異なり、カッターヘッドの自転とドラムの公転により、掘削範囲を制御することができるアポロカッター工法で施工している。シールドマシンは、高さ8・09㍍、幅8・48㍍、機長9・05㍍。シールドジャッキは、上部に25本、下部に7本を配置している。セグメントは六面鋼殻合成セグメント。
掘進延長は225㍍で16年10月に掘削を開始した。現在は196㍍を掘り進めており、6月初旬には掘削が完了する予定。
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