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総合ニュース
2017/04/27
阪神高速道路、17年度取り組み 淀川左岸線延伸部に着手
阪神高速道路の幸和範代表取締役社長は25日、17年度の取り組みなどについて説明した。淀川左岸線延伸部と大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)の事業に着手する。
阪神高速は、3月31日に国土交通大臣の事業許可を受け、6月3日から対距離制を基本とした新料金体系へ移行する。また、ミッシングリンク解消のための新規ネットワークとして、淀川左岸線延伸部と大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)の有料道路事業と公共事業の合併施行による事業に取り組んでいく。ミッシングリンク解消に向けて、幸社長は「阪神高速道路が安全・安心・快適、ネットワークを通じて関西の暮らしや経済の発展に貢献していきたい」と話す。
淀川左岸線延伸部は、大阪市北区豊崎6~門真市稗島間の延長約8・7㌔(阪神高速道路事業延長7・8㌔)。事業費4000億円(阪神高速道路事業1600億円)。交通円滑化による都心部の活性化や臨海部~内陸部の新たな道路ネットワークにより連携強化、定時制確保による観光産業の活性化が期待されている。
大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)は、神戸市東灘区向洋町東1~長田区西尻池町5の延長14・5㌔。事業費5000億円(有料道路事業費2500億円)。物流効率化による阪神経済の再生、沿道環境の改善、通行規制時の代替時の確保が期待されている。16年度に直轄事業として事業化され、近畿地方整備局で調査を行っている。今後、事業区分を定めたあと、調査に入り、具体的な構造検討をしていく考え。
淀川左岸線延伸部と大阪湾岸道路西伸部の事業について、幸社長は「長大橋や大深度シールドなど大きなプロジェクトであり、持っている技術力を総動員したい。そして、産官学で連携し、新たな価値を備えた道路を造っていきたい」と決意を述べた。
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