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2017/04/06

ＪＲ西ホテル開発、ホテルグランヴィア京都全館を改装　２０年３月完成を目指す

　ジェイアール西日本ホテル開発は、ホテルグランヴィア京都を全館にわたり改装を行う。客室やレストランの改装、宴会場の増設などのリノベーションをする。改装計画は１月から着手し、客室やレストラン、宴会場等の改装を順次進めていき、２０年３月の完成を目指す。

　９月１１日に開業２０周年を迎えることに合わせて改装を行う。投資額は約40億円を想定。１月から客室改装の第１期工事として５４室の客室が完成したほか、レストランの新設や改装を行った。グランヴィアフロアでは、スイートタイプ２室を４室へ分割し、客室タイプを変更した。客室は焼杉を使用したアートや茶室をイメージした棚を設置したほか、年配者やビジネス利用にも対応できる照度を確保し、ユニバーサルコンセントなどを増設した。客室の改装は、第２期工事として３８室が夏頃に完成する予定。１８年から順次、客室の改装を実施していく。客室数は５３５室から５３７室となる予定。

　宴会場は、３階のウェディングサロンを小宴会場へ改装し、小宴会場２室増え、大小１５室となった。ＭＩＣＥ等に対応した大画面での高性能プロジェクターの新設などデジタル化を推進した。