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総合ニュース
2017/03/30
近畿大学、大規模整備1期工事が完了 4月6日「アカデミックシアター」オープン
近畿大学は、東大阪キャンパスで実施している大規模整備の第一期工事が完了し、新たな学術拠点「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」が4月6日にオープンする。校舎やホール、図書館など5つの建物で構成された文理融合による実学教育のための拠点となる。また、第二期工事として食堂棟・実験・実習棟や語学棟の建設を計画している。
東大阪キャンパス(東大阪市小若江3―4―1)の敷地8万6710・43平方㍍。規模はS・SRC・RC造地下1階地上11階建延2万8345・07平方㍍(建築面積7265・78平方㍍)。最高高さ56・94㍍。5棟一体免震構造を採用。総事業費は一・二期工事で約500億円。設計・監理はNTTファシリティーズ一級建築士事務所関西事業本部、建築工事は大林組。
アカデミックシアターは、中核施設となる図書館「ビブリオシアター」や自習室・教室、実学ホール、学習型カフェなどを5つの建物に集約した。編集工学研究所所長の松岡正剛氏が監修した独自の図書分類で配架した図書館を開設する。
インターナショナルフィールド(1号館)は、格子構造のシンボルタワーとして留学、国際交流、外国語教育などを一体的に行うインターナショナルセンターを配置。実学ホールやオープン・キャリアフィールド(2号館)は、約350人収容可能な実学ホールのほか、キャリアセンター、社会連携推進センターなどの機能を一つのフロアに集約した。ナレッジフィールド(3号館)は、1・2階が自習室、3・4・5階が教室。自習室は女性専用室を完備し24時間利用可能となっている。アメニティフィールド(4号館)は、学習型カフェなどが入店している。ビブリオシアター(5号館)は、約7万冊を収蔵する図書館。1階は一般図書を中心に約3万冊、2階はマンガや新書、文庫など約4万冊を配架している。また、アクトと呼ばれる42室のガラス張りの小部屋を設置した。
第二期工事は、食堂棟・実験・実習棟や語学棟の建設が計画されており、20年の完成を予定している。
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