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総合ニュース
2017/02/16
近畿地整、PC建協意見交換会 工事量の安定的確保など要望
近畿地方整備局とプレストレスト・コンクリート建設業協会関西支部(川原利朗支部長)は14日、大阪市中央区の大阪キャッスルホテルで意見交換会を開いた。協会は▽入札・契約制度▽設計変更▽施工積算▽維持修繕▽積算―について要望し、活発な意見交換が行われた。
冒頭、小林稔近畿地方整備局企画部長は、「近畿地方においては、やらないといけない仕事があるので、しっかりとした対応を進めていきたい。ICTについて、施工だけでなく、測量や設計などに広げていきたい。橋梁についても、できるだけ取り組みを進めていいきたいと考えているので、皆さんの意見をいただきたい」とあいさつした。続いて、川原支部長は「支部独自の課題があるので、有意義なアドバイスをいただき、前に進めていきたい」と述べた。
意見交換会では、入札・契約制度について、PC技術の積極的な活用をし、年度工事量の安定的な確保を要望。整備局は「事業の展開や進捗状況を判断して、安定的な発注に心掛けていきたい」と答えた。若手チャレンジ型(PC)の発注について、整備局は「16年度に1件試行した。今後も継続実施してきたい」と説明した。
施工について、土日完全休日化促進試行工事について、経費率の見直しや適切な工期設定を要望。整備局は、16年度は32件実施した。土日完全休日を100%実施した場合に成績で加点しているとして、「経費や工期について検討していかないといけない」と答えた。
維持修繕について、PC構造物にも安全性や交通規制期間の短縮等を図る最適な施工使用や高度で専門的な施工法方法が必要となる橋梁が存在することから管内での修繕・更新ビジョンについての考えを求めた。整備局は「計画的に点検・補修を進めている。今後、大規模修繕計画を検討していき、高度で専門的な必要のある橋梁がでてきた場合には、PC橋梁についても技術提案交渉方式の活用も考えていきたい」と答えた。
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