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総合ニュース
2017/02/13
西日本高速、新名神有馬川橋(上り線)橋桁 安全サンドル併用直吊降下方式を採用
西日本高速道路は、新名神高速道路有馬川橋(上り線)における橋桁の降下方式として「安全サンドル併用直吊降下方式」を採用する。安全点検や安全対策を講じ、4月から橋桁の送り出し、5月から橋桁の降下工事を進めていく予定。
安全対策では、吊方式は直吊り方式とし、追加基礎杭や地盤改良、鉛直方向は安全サンドルによる支持、水平方向にはサンドストッパーやワイヤーロープの設置などを行う。さらに、降下作業段階毎の計測管理や管理基準値の設定を行う。管理基準値を超過した場合は、降下作業を中止し、安全サンドル設備に受け替えて、原因究明と対策を実施する。
安全サンドル併用直吊降下方式は、事前に組み立てた橋桁を送り出し、降下用の吊り設備を設置するとともに、橋桁を支える安全サンドルを設置し、フェールセーフを講じる。吊り設備と安全サンドルによる降下ステップを繰り返し、橋桁を橋台・橋脚に設置する。
4月に新名神高速道路有馬川橋の建設現場で発生した橋桁落下事故を受けて、技術検討委員会を設置し、事故原因、再発防止策や今後の工事の対応方針等について6月に委員会による中間とりまとめを行っていた。西日本高速道路では、安全サンドル併用直吊降下方式と安全サンドル併用サンドル降下方式の2つの橋桁降下方式を委員会に提示した。委員からの助言等を反映し、関係機関等との協議を行い、工期が短く、国道176号の通行止めや周辺への影響が少なくできることから、橋桁の降下方式として安全サンドル併用直吊降下方式に決定した。
現在は、落下した橋桁の撤去作業を行っている。送り出し設備の設置や桁の組立を行い、4月から橋桁の送り出し、5月から橋桁の降下工事を進めていく予定。
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