



気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2017/01/31
阪神高速道路、大和川線三宝JCT~鉄砲間が開通 ミッシングリンク解消の第一歩に
阪神高速6号大和川線三宝ジャンクション~鉄砲出入口間の1・4㌔が28日に開通した。
大阪都市再生環状道路の一部となる大和川線は、4号湾岸線と14号松原線を東西に結ぶ堺市築港八幡町~大阪府松原市三宅中間の約9・7㌔。そのうち、鉄砲出入口~三宅西出入口間の7・7㌔で建設工事を進めている。今回の開通区間は堺市築港八幡町~南島町間の1・4㌔。用地取得の進捗にあわせて、09年1月に起工式を行い、順次、開通区間での開削トンネル工事や橋梁工事に着手した。
三宝JCTで4号湾岸線、鉄砲出入口で一般国道26号と接続する。大阪市内・神戸方面や関西空港方面へのアクセスが鉄砲出入口からも可能となり、堺市北部地域の東西方向の周辺街路の交通分散が期待さされる。南島換気所は、地域住民への安全の配慮として換気所外階段を利用して屋上への避難を可能している。また、鉄砲出入口では、入口からの侵入者や出口からの逆走車に対しての対策として、誤進入を検知するシステムを採用している。
開通に先立ち、午前10時からトンネル内で開通式典を行い、来賓や関係者など約200人が出席した。冒頭、主催者を代表して、阪神高速道路の幸和範代表取締役社長は「大和川線は大阪都市再生環状道路の一翼を担う重要な路線である。今回の開通で、地域の活性化を増進させる取り組みの前提となるミッシングリンクの解消の第一歩となる。引き続き、大阪府、堺市とも緊密に連携し、1日も早い大和川線全線の開通を目指して取り組んでいく。高速道路事業に関わる専門家集団としての使命と責任を改めて、認識するとともに、安全・安心・快適なネットワークを通じて、関西の暮らしや経済の発展に貢献していく」とあいさつした。続いて、竹内廣行大阪府副知事と竹山修身堺市長が祝辞を述べた。
この後、開通を祝して、関係者による挟み入れ・久寿開披を行った。
一日分の建産速報(PDF)及びデータ配信サービス(エクセル)を送付いたします。 ご希望の方は下記【簡易サンプル希望】をクリック後、件名に簡易サンプル希望と入力いただき、ご希望の商品名(建産速報・データ配信サービス)、お名前、メールアドレス、電話番号(任意)を記載のうえ送信をお願いします。 【簡易サンプル希望】 |