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総合ニュース
2016/12/19
近畿整備局、淀川左岸線延伸部の新規事業化は「妥当」
近畿地方整備局は15日、社会資本整備審議会道路分科会近畿地方小委員会の第6回委員会を開いた。「一般国道1号淀川左岸線延伸部」の17年度新規事業採択評価について審議し、新規事業化について「妥当である」とした。
大阪都市再生環状道路は、淀川左岸線延伸部等が未整備のため、大阪東部地域と阪神地域を移動する車両などが都心部に集中し慢性的な渋滞が発生しているほか、物流ニーズに対応出来ていない道路ネットワークとなっている。淀川左岸線延伸部の整備により、都心部の交通渋滞の解消・交通規制時の代替路の確保、臨海部から内陸部の物流ニーズ等に対応し関西経済の活性化の寄与に期待される。
委員からは、「淀川左岸線延伸部によって交通の円滑化、物流、観光、防災への効果や阪神高速道路の大規模修繕事業での代替ルートなどネットワークが整備されることによって、都心部の高速ネットワークの課題解決に期待できる。さらに、整備効果がでるように。できるだけ早く工事に着手しほしい」などの意見がでた。
淀川左岸線延伸部は、現在、事業を進めている淀川左岸線2期区間からの延伸となる大阪市北区豊崎6~門真市稗島間の延長約8・7㌔(道路規格第2種第2級、設計速度60㌔/時)。車線数4車線。事業費は約4000億円。大阪府と大阪市は11月に都市計画決定している。
(仮称)豊崎IC、(仮称)内環IC、(仮称)門真西ICを設置し、門真JCTで近畿自動車道と接続する。本線の構造は主にトンネル構造となり、JCT・IC部はトンネル構造、平面構造、高架構造、またはそれらの組み合わせとなる。(仮称)豊崎換気所、(仮称)鶴見換気所を設置する。
トンネル部の一部区間である大川(大阪市都島区友渕1)から花博緑地公園西口交差点付近(大阪市城東区野江1)までの延長約3・7㌔(土被り約62~75㍍)は大深度地下使用が計画されている。最深は約91㍍。
横断面は、シールドトンネル区間の大川~都島区友渕町は都市計画幅約17~30㍍で東行きを上側、西行きを下側の縦配置、都島区友渕町~国道479号は都市計画幅約30㍍で横配置にする。開削トンネル区間の鶴見区横堤~花博緑地公園西口交差点は都市計画幅約28~33㍍で横配置にする。橋梁区間の鶴見区浜~近畿自動車道は都市計画幅約18㍍とする。
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