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総合ニュース
2016/11/24
東・中・西日本高速、高速道路の逆走対策技術募集 17年2月10日まで受付
東日本・中日本・西日本高速道路は、高速道路における逆走対策技術を募集している。高速道路での逆走対策の取り組みの一環として、民間会社等から逆走対策技術を募集し、現場検証及び評価の対象となる技術(開発中も含む)を求める。西日本高速道路保全サービス事業部交通課逆送技術公募担当宛で17年2月10日までに郵送で受け付ける。17年4月から概ね1年間程度で検証する。
公募は、現場適用性を十分に確認できていない技術について、現場検証・評価を通じ、その活用を促すことと、更なる実用性を高めるための開発・改良を促すことの両面のねらいがあることから、公募の対象としては、現場検証を通じ実用性の確認やその更なる向上が期待される技術、かつ、短期(概ね2年以内)に実用化が見込まれる技術とする。
応募資格は個人、民間企業又は大学等(個人と大学等については民間企業と共同開発している場合に限る)―など。技術テーマは▽テーマⅠ=道路側での物理的・視覚的対策、道路側での逆走車両への注意喚起に関する技術▽テーマⅡ=道路側で逆走を発見し、その情報を収集する技術▽テーマⅢ=自動車側(自動車・車載機器)で逆走を発見し、その情報を収集する技術自動車側での逆走車両ドライバーへの注意喚起に関する技術―のいずれかまたは複数を満たす技術・システムとする。
提出された応募資料で不明な箇所が有る等の場合は、ヒアリング等を実施する。応募資料とヒアリング等から、技術の開発状況ならびに現場検証実施段階で想定される完成度から、現場検証及び評価に適しているかどうかを判断し、現場検証対象技術を選定する。
検証の推奨場所は▽テーマⅠ=長崎自動車道(鳥栖JCT~長崎IC)、高松自動車道(鳴門JCT~川之江JCT)(連続する高速道路のIC・JCTの検証候補地に対する希望箇所を記載(最大5か所))▽テーマⅡ=山形自動車道(積雪寒冷地)、京葉道路・首都圏中央連絡自動車道、上信越自動車道(積雪寒冷地以外)▽テーマⅢ=東名高速道路、名神高速道路、新東名高速道路、中央自動車道、北陸自動車道、小田原厚木道路。
高速道路での逆走は、概ね2日に1回発生している。国土交通省では20年までに逆走事故ゼロを目標に掲げ、その目標を達成するため、16年3月に「高速道路での逆走対策に関するロードマップ」を策定した。ロードマップでは、今後の逆走対策を「過失」「故意」「認知機能低下」といった逆走の原因と「逆走を未然に防ぐ」「逆走に気づかせる」「逆走が発生しても事故に至らせない」という対策の方向性の組み合わせで整理し、これをベースとして道路側、運転者側、自動車側それぞれから、ハード・ソフト面での重層的な対策を講じていくこととしている。
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