



気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2016/11/07
阪高、3号神戸線フレッシュアップ工事公開 IH式舗装撤去工法を採用
阪神高速道路は1日、阪神高速3号神戸線(尼崎西~阿波座)フレッシュアップ工事を公開した。81年の供用以降、約36年が経過した3号神戸線で損傷した舗装や伸縮継手などの補修を11月1~9日まで終日通行止めをして工事を進めている。舗装の撤去には新技術のIHヒーターを使用したIH式舗装撤去工法を採用している。
3号神戸線(尼崎西~阿波座)は、神戸と大阪を結ぶ路線で、1日あたり約7万8000台の交通量となっている。供用36年が経過し、近年の交通量の増大や車両の大型化など老朽化が進み、尼崎西~阿波座間の上下線10・7㌔を11月1~9日までの8日間、終日通行止めをして、損傷した舗装の打替えや伸縮継手補修のほか、併せて尼崎本線料金所の撤去を行う。
今回工事で、舗装補修(RC床版部14万8200平方㍍、鋼床版部3万3800平方㍍)、伸縮継手補修104レーン、縦断修正2か所(延長553㍍)、ノージョイント化(床版連結)、尼崎本線料金所の一部撤去等を行う。延作業員は延約7000人、延作業車両は延約5000台。全体工事費は約19億円。
鋼床版部の舗装撤去には、新技術のIHヒーターを使用したIH式舗装撤去工法を試験的に採用している。既設舗装の接着層を60~90度程度まで加熱することにより鋼床版とアスファルトを剥離させる。工事騒音の抑制に繋がり、沿道環境の改善が向上している。伸縮継手の撤去には、ワイヤーソーを使用したSJS工法を導入。コンクリートブレーカーを使用せず既設伸縮装置が撤去できるため工事騒音が抑制される。
また、大規模更新・修繕事業の一環として、RC床版を切り出し、損傷状態や残存寿命を確認する試験も行われる。
一日分の建産速報(PDF)及びデータ配信サービス(エクセル)を送付いたします。 ご希望の方は下記【簡易サンプル希望】をクリック後、件名に簡易サンプル希望と入力いただき、ご希望の商品名(建産速報・データ配信サービス)、お名前、メールアドレス、電話番号(任意)を記載のうえ送信をお願いします。 【簡易サンプル希望】 |