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総合ニュース
2016/10/31
都市再生機構、テーマに人と地域をつなぐ UR技術・研究報告会開く
都市再生機構は27日、大阪市中央区のテイジンホールで16年度UR技術・研究報告会を開いた。関係者など約300人が参加し、「人と地域をつなぐまちの再生」をテーマに、都市再生機構の職員が6課題の研究成果報告を行った。
冒頭、都市再生機構の西村志郎理事・西日本支社長は「本日のテーマは『人と地域をつなぐまちの再生』。つなぐという言葉はこれからの時代に大変大切になってくる。URでは団地が地域全体の医療や福祉の拠点になるような再生を行っている。建て替えや集約、フルリノベーションを進めながら、新たに生み出された用地に医療や福祉施設を導入して地域全体のコアになることを意図し、あるいは団地と連携を図りながら居住者に安心して住み続けてもらえることを考えている。今日は、つなぐということを大いに認識しながら楽しんでいただきたい」とあいさつした。
午前は新建築社取締役「新建築」編集長の四方裕氏がコーディネーターを努め、都市再生機構の職員とパネルディスカッションを行った。午後からは大阪市立大学大学院生活科学研究科の藤田忍教授が「大阪長屋再生による創造的まちづくり」をテーマに特別講演を行った。研究報告会の課題は次の通り。
▽団地でのコミュニティ醸成に向けた実践―建築家伊東豊雄氏と取組む「みんなの庭」から見えてくるもの―▽地域医療福祉の拠点団地におけるコミュニティ形成の支援に向けた新たな取組み―みさと団地・日の里団地での試行的実践について―▽地域をつなぎ防災力を高める空間づくり―鈴鹿市「桜の森公園」での取組み―▽地震時の超高層集合住宅の挙動解明と今後の被害想定に向けた取組み▽都心部におけるエコロジカルネットワーク―横断的なプラットフォーム構築に向けて―▽みんなの居場所をたのしくつくる。
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