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2016/10/28

長谷工リフォーム、大規模修繕などテーマ　管理会社対象に勉強会開く

   長谷工リフォームは１９日、大阪市中央区のシティプラザ大阪でマンション管理会社を対象に勉強会を開催、約４０社１００名が参加した。
   この勉強会は、マンションの維持管理業務に日々直接携わる管理会社を対象に、修繕工事について最新のノウハウや時代に合わせたトピックスを提供するのを目的とし、今回で１２回目。
　冒頭、佐竹仁志同社取締役兼専務執行役員関西支社長=写真上＝が「当社は長谷工コーポレーションの手がけた新築マンション５８万戸のうち、４８万戸の大規模修繕を担当させていただいた。勉強会はマンション管理及び修繕に関わるいろんな課題を共有するために毎年開催しており、皆様の情報交換の場としても活用してほしい」と挨拶。
  

   続いて、鹿島美克東京支社工事部部長が「超高層マンションの大規模修繕」と題し、０３年以降に急激に建設ラッシュとなった超高層マンションが今後一斉に大規模修繕工事の適齢期を迎えることから、超高層マンションの大規模修繕はいかに計画・実施されるか、また注意点などを実例に基づいて解説した。
　また東京支社技術部の早川和男氏が「震災対策及び耐震工法」について、大規模地震発生時における管理組合の対処など、組合内の合意形成、補修工事の技術的内容などを阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震の実例をもとに総合的に解説した。