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総合ニュース
2016/10/28
竹中工務店大阪本店、武庫川女子大で学校法人向けセミナー開催
竹中工務店大阪本店は、12日、西宮市の武庫川女子大学日下記念マルチメディア館メディアホールで16年学校法人向けセミナーを開催した。
同セミナーは、グローバル化や少子高齢化等の急激な社会の変化の中で、学校法人の経営者や施設運営者を対象に、最新の情報提供や課題共有により、魅力的な学校づくりに役立ててもらうことを目的に2011年から開催し、今年で5回目。
今年度は「サスティナブルキャンパス」をテーマに、学校の施設計画・運営において高い魅力を維持している武庫川女子大学中央キャンパスを会場に実施し、33校67名が参加した。
セミナーの冒頭、清水弘之同社大阪本店次長が「毎年、防災やセキュリティ、社会と学校のつながりなど様々なテーマでセミナーを企画してきた。今回は、“サスティナブルキャンパス”をタイトルに、新築とリニューアルをバランスよく組み合わせながら魅力ある学校づくりを実践されている武庫川女子大学を会場とさせていただいた。ぜひ皆様の学校運営に生かしてほしい」と挨拶。
続いて、小篠隆生北海道大学工学研究院建築都市空間デザイン部門准教授が「サスティナブルキャンパスの創造とその評価」をテーマに、大学と都市との密接な関係やパブリックスペースとしての役割などからマスタープランの重要性を説くとともに、サスティナブルキャンパスの評価システム「ASSC(Assessment System for Sustainable Campus)」について講演。
また平井尊士武庫川女子大学文学部日本語日本文学科准教授の講演では、武庫川女子大学の教育理念や位置づけから策定したキャンパス整備計画のもと、学生へのアンケートなども行いながら、女子大生にとって居心地が良く、伝統とリノベーションが融合したキャンパスづくりを目指している取り組みが紹介された。
講演後は、06年から武庫川女子大学の新築・リニューアル工事の設計を担当している高橋裕美竹中工務店大阪本店設計部課長が、女性目線を生かしたキャンパス内のカラーコーディネイトや交流の場づくり、環境に配慮したリニューアル計画などについて説明を行った後、3班に分かれてキャンパス内のツアーが行われた。公江記念講堂=写真=や中央図書館、文学2号館校舎などリニューアルを実施した建物を回り、耐震改修されたホール、木仕上げやガラス張りの壁に改修した教室、先駆的なキャリアセンター、ライブラリー・カフェやラーニングコモンズなどを設計に携わったメンバーの解説付きで見学した。
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