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総合ニュース
2016/10/27
建築家野口孫市展覧会 中之島図書館で11月30日まで開催
日建設計の前身である住友本店臨時建築部の建築家・野口孫市の展覧会「中之島図書館と野口孫市の建築術」を大阪市北区の大阪府立中之島図書館で11月30日まで開催している。
建築における明治前期は、西洋文明を直接的に摂取した辰野金吾などの第1世代の時代で、それに続く野口孫市などが第2世代である。野口孫市は、「空間の経験や意味としての建築」を豊かにデザインしようとした。その後の時代のモダニズムへの胎動であったと考えられる。展覧会では、ほぼ同時期に設計と建設が進められていた中之島図書館と住友家須磨別邸に焦点を当て、野口孫市の建築術を紹介している。
会場は大阪府立中之島図書館3階記念室・多目的スペース2(大阪市北区1―2―10)。期間は11月30日まで。開館時間は月曜日~金曜日は9時~20時、土曜日は9時~17時。入場無料。