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総合ニュース
2016/10/13
テクノオーシャン2016が神戸で開催 92社・団体が出展
テクノオーシャン・ネットワーク(会長・山内隆司大成建設会長)などの主催による海洋に関する日本で唯一の国際コンベンション「テクノオーシャン2016」が6~8日、神戸市中央区の神戸国際展示場などで開催された。
「テクノオーシャン」は、海に関連した技術の情報発信と交流の場として86年から隔年で開催。今回は「海への回帰 Return to the Oceans」をテーマに、海洋関連の様々な分野から、92社・団体144小間の企業、大学、関係団体が最先端の技術や製品、研究成果を展示したほか、海洋分野の様々なテーマで、論文発表やディスカッションが行われた。
開会式では山内会長が「参加いただく皆様が少しでも多くの方々と交流を深め、情報の交換を図り、今後の研究や製品開発などに役立てていただき、わが国の海洋分野の発展を支えていただけることを心から願っている」と挨拶。
また岡口憲義神戸市副市長は「皆様にとって実り多い、意義深いものとなることを祈念する」と祝辞を述べた。
このあと、関係者によるテープカットが行われた。
建設関連では、大成建設、不動テトラ、五洋建設、東洋建設、あおみ建設、若築建設、本間組、りんかい日産建設、みらい建設工業などが出展した。
大成建設は、「ボスポラス海峡横断鉄道トンネル」の多彩なトンネル施工技術、国内ダムにおいて安全確実な堆砂掘削作業を可能としたシャフト式遠隔操作水中作業機「T-iROBO UW」、津波関連技術や海底緑化技術などをパネルや映像で紹介、来場者らの注目を集めていた=写真。
ブースを訪れた山内会長は「出展者も年々増えており、海洋に関する関心が高まっているのを感じる。日本は湾岸部の地盤が脆弱な場所に石油タンクやプラントがあり、今後地震で大きな打撃を受ける可能性も高い。私は経団連の海洋開発推進委員長と社会基盤強化委員長を兼務している立場から、そういうリスクに備える体制の必要性を経済産業省にも訴えている」と語っていた。
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