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総合ニュース
2016/08/08
西日本高速道路、新名神高槻~神戸間41㌔開通目標17年度末に1年後ろ倒し
西日本高速道路は5日、16年度末の開通目標として事業を進めていた新名神高速道路(高槻市~神戸市間41㌔)の開通目標時期を見直し、17年度末の全線開通目標として目指すとした。
新名神高速道路は、4月に有馬川橋工事で事故が発生したため、工事を一時中止していた。有識者による技術検討委員会を設置し、事故原因とともに再発防止策や今後の工事の対応方針を審議、6月の委員会による中間とりまとめを踏まえて施工計画の見直しを行った。有馬川橋の架設工法について、事故時に採用していた降下用受梁を用いた吊り下げ方式からサンドル方式に変更し、架設工法の変更について各委員に了承を得たうえで安全点検を実施した結果、工事の安全が確認できたことから5日に工事を再開した。これにより、新名神高速道路の全工事が再開されることとなった。
サンドル方式での架設工事を行うため、新に、橋桁の仮受設備に基礎杭の打設やフェールセーフ用サンドルの設置、施工中の観測などの安全対策を実施する。
有馬川橋工事は、残っている橋梁の撤去作業や新たな橋桁の製作などを今年末まで行い、17年度早期に架設作業を行っていく。
高槻市~川西市間においては、原萩谷トンネル西坑口付近で地すべり対策など実施する。工事着手後の継続した地盤調査・計測からトンネル坑口上方に滑動中の大規模な地すべりを確認した。不安定土塊の撤去、グランドアンカー等の対策を実施した。高槻市~川西市間24㌔については17年秋頃に部分開通を目指すとした。
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