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総合ニュース
2016/06/27
阪高、幸和範新社長が就任会見 総力挙げて期待に応える会社に
阪神高速道路の幸和範代表取締役社長は24日、大阪市中央区の同社で就任会見を行った。幸社長は阪神高速道路でこれまでに関西国際空港へのアクセス道路である湾岸線の建設、また、阪神大震災での復旧工事も経験してきた。さらに、民営化後10年間は役員として、経営に携わってきた。「大規模更新・修繕事業の推進、徹底したお客様目線での安全・安心・快適の追求、使いやすいネットワーク整備、料金制度の実現の大事な取り組みをこれまでの経験を生かしながら、切れ目のない事業を進めていきたい」としたうえで、「関西の皆様の期待に応える会社を目指して、グループの総力を挙げて取り組んでいきたい」と抱負を語った。
「阪神高速グループビジョン2030」を策定し、今後、各戦略に活用していく。課題のひとつである大規模更新・修繕事業について、「全体の概要を示したが、長期維持管理に関する検討に基づいて、我々の点検結果を踏まえて、構造などの検討をしている。もう少し検討を進めて、具体的にどのように取りかかるのか固める必要がある。PC構造物の補修などを進めていきながら、全体を形づけていき、1、2年で方針を固めていきたい」との考えを示した。
山澤倶和前社長は退任にあたって「就任して4年が経過して、道路事業が安全、かつ円滑に行えることができ、役員や社員に支えていただき、感謝している」と振り返った。「新社長は道路事業の経験や知見が豊富で、これからの道路会社が解決していかないといけないミッシングリンクや大規模更新・修繕事業などの課題に対応するのに、適した方が就任していただいた。新しい知見を持った役員も加わり、力を結集して、関西経済社会に役立つ阪神高速道路になってほしい」と期待を寄せた。
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