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総合ニュース
2016/03/17
清水建設関西・神戸・四国支店、合同でBCP訓練実施 南海トラフ地震等想定
清水建設関西支店・神戸支店・四国支店は15日、南海トラフ地震、淡路島北部地震、近畿内陸部地震(京滋・奈良方面)の3つの大規模地震を想定したBCP訓練を3支店合同で実施した。池田耕二常務執行役員関西支店長、倉良廣執行役員神戸支店長、梅津誠二執行役員四国支店長をはじめ、役員・従業員1001人、関係会社8社が参加した。
訓練は、午前8時30分に南海トラフ地震、淡路島北部地震、近畿内陸部地震(京滋・奈良方面)の3つの大規模地震が各地で発生し、近畿2府4県と四国4県で震度6弱~6強を観測、太平洋・大阪湾・瀬戸内海の沿岸部に津波警報が発令され、各支店・営業所において停電が発生した状況を想定。時間は午前8時30分~10時45分にかけて実施した。
今回の訓練では、各支店・営業所において地震発生による停電の発生を想定し、停電時に非常用発電により継続して活動可能なエリアにおいて震災組織を立上げ、限られた電力量で使用可能な機器のみを使用した。震災組織の立上げが完了した9時以降、管内の全13拠点(本部、3支店、9営業所)が参加する「関西圏・震災対策会議」や支店別の「支店・震災対策会議」をTV会議システムで開催し、震災対策本部からの指示伝達や3支店からBCP―Webシステム(災害時情報共有システム)を活用し、作業所の被害内容や現地写真を確認しながら、状況に応じた対応指示を行った。また、顧客の被災状況及び支援要請に関する情報収集については、営業担当者が外出先からスマートフォン等を使用し、BCP―Webシステムに情報を登録する方法で実施した。訓練の締めくくりに池田関西震災対策本部長は「年2回の訓練継続により、BCP―Webシステム、安否報告の習熟度は上がっている。今回は停電を想定した訓練ということで、これまでのハード面の整備に加えて、実際の運用をチェックできた。就業時間外の災害発生も想定し、今回の訓練で洗い出された諸課題を着実に解決して、実際の災害発生時に迅速に対応できるよう実効性のある震災対策・BCP対策を進化させていってもらいたい」と講評した。
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