気になるキーワードを入力してください
総合ニュース
2016/03/01
近畿整備局、土木施工技士会と意見交換会 余裕ある工期設定など要望
近畿地方整備局と土木施工管理技士会近畿地区ブロック連絡協議会は2月26日、大阪市中央区のKKRホテル大阪で意見交換会を開いた。技士会は二封筒事後審査型対象工事、コンクリートの現場施工に係る諸課題、余裕のある工期設定などについて要望し、活発な意見交換が行われた。
冒頭、幹事の森本治滋賀県土木施工管理技士会会長は「建設業は地域の守り手であり、地域経済を支えるインフラについては、新設やメンテナンスなどの担い手で、事業を遂行するのは現場で活躍する土木施工管理技士である。今後も、工事現場の機械化や情報化施工を行い、効率性・安全性を高まるため技術力向上のため、より一層の研鑽を図る」とあいさつした。続いて、山田邦博近畿地方整備局長は「担い手確保のため、土日完全休日化促進試行工事など、さまざまな施策に取り組んでいる。発注者と受注者のコミュニケーションを促進していきたい。昨年末に工事進捗定例会議を設置して、効率的な施工や生産性の向上につなげるようにしていきたい」と述べた。
意見交換では、二封筒事後審査型対象工事の期間短縮を要望。整備局は二封筒事後審査型対象工事について14年度から、一般土木で予定価格6000万円以上3億円未満を対象にしているとして「期間の短縮について、全国共通であるので、本省に伝えていきたい」と答えた。
コンクリートの現場施工に係る諸課題について、コンクリートの施工・養生分野において技術提案や創意工夫の評価を要望。整備局は「技術提案の評価は提案についての確実性や重要度などを見て、適正に評価をしている」と答えた。コンクリート品質コンテスト制度へ地域建設企業の積極的に参加出来るような制度改善を要望。整備局は「地域の皆さんが参加しやすいようにするには、どのような工夫がいるのか検討したい」と答えた。
余裕のある工期設定について、整備局は「従来から供用を考えた工期設定をしているが、15年度から各事務所に通知している」と答えた。若手技術者の確保のためにも「土日完全休日化促進試行工事を積極的に取り組んでいきたい」と考えている。
一日分の建産速報(PDF)及びデータ配信サービス(エクセル)を送付いたします。 ご希望の方は下記【簡易サンプル希望】をクリック後、件名に簡易サンプル希望と入力いただき、ご希望の商品名(建産速報・データ配信サービス)、お名前、メールアドレス、電話番号(任意)を記載のうえ送信をお願いします。 【簡易サンプル希望】 |