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総合ニュース
2015/11/11
西日本高速、新名神神戸―川西間建設現場見学会 神戸JCT・川西ICなど公開
西日本高速道路関西支社は9日、建設工事を進めている新名神高速道路のうち、兵庫県域の神戸市から川西市間(延長19・3㌔、山陽道を含むと20・1㌔)を報道関係者に公開した。神戸JCT、武庫川橋、宝塚SA、川西ICを見学した。
新名神高速道路は、神戸市から名古屋市までの延長174㌔のうち、神戸市~大津市までの延長79㌔を西日本高速道路が担当している。現在、高槻市~神戸市(延長40㌔)と城陽~八幡(延長4㌔)は16年度の供用を目指し、工事を進めている。また、八幡~高槻(延長10㌔)と大津~城陽(延長25㌔)は12年4月に事業着手している。
兵庫県域区間の神戸市~川西市間は、土工が8・9㌔、橋及び高架橋が5・6㌔(19橋)、トンネルが4・8㌔(5本)となっている。
神戸JCT(施工=大林組)は、新名神高速道路を中国道、山陽道と連結する。中国道の迂回路を造り、上下線を切り替えて整備している。切土の掘削は、56万立方㍍のうち、36万立方㍍の進捗となっている。武庫川と一般県道切畑道場線を跨ぐ武庫川橋(設計・施工=三井住友建設)は、橋長442・2㍍のPRC5径間連続エクストラドーズドバタフライウェブ箱桁橋。箱桁側面部を蝶型(バタフライ)形状のプレキャスト部材にして開口を設けた新しいウェブ構造とエクストラドーズド橋の世界初の橋梁となる。現在は、側径間の施工をしており、1月末に橋体の完成予定。
宝塚SA(施工=前田建設工業・東洋建設・西武建設JV)は、切畑トンネル工事など延長約4㌔にわたって工事を進めており、上下線一体型のSA(約11万平方㍍)に駐車場(約400台)、食堂、売店、休憩所、トイレ、ガソリンスタンド等の施設が整備され、宝塚北SICが併設される。川西ICや切畑トンネルの掘削土等を約2㌔のベルトコンベアやダンプで運搬している。
川西IC(施工=奥村組土木興業)は、延長1411㍍に土工約220万立方㍍、橋脚や橋台を施工する。220万立方㍍の切土工事のうち160万立方㍍の進捗となっている。
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