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総合ニュース
2015/11/05
竹中工務店、御堂ビルを特別公開 生きた建築ミュージアムフェスティバル
大阪市が中心となって企画・運営する本格的な建物公開イベント「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」が10月31日~11月1日に開かれ、「大阪セレクション50」に選定されている、竹中工務店が本店を構える御堂ビル(大阪市中央区)も特別公開され、約700人が来場した。
同フェスティバルでは、「生きた建築」をキーワードに選定された「大阪セレクション」50件を中心に、87件のビル公開など120のプログラムが行われた。大阪セレクション50件のうち、同社施工物件はこのほか、梅田スカイビルや通天閣など16件。
今年竣工50周年を迎えた御堂ビルの1階ホールでは、施工中のプロジェクトの模型や最近竣工したプロジェクトの記録映像、3Dスキャナーのデモや3Dプリンター出力モデルなどで、話題のプロジェクトや最新技術について紹介。
また「生きた建築~伝える心と技」をテーマに、竹中大工道具館所蔵大工道具の展示や鉋がけの実演・体験、左官の技を伝える鏝絵の実物やパネル、左官道具の展示などが行われた。
鉋がけ体験では、角材をカンナで薄く削る技が披露され、子供も大人も職人さんたちにコツを教わりながら鉋がけにチャレンジしていた。
このほか、両日各3回実施した御堂ビル内ガイドツアーには約240人が参加し、御堂筋に面して堂々たる姿を見せるビルのファサードや彫刻家・流政之氏による1階ホールの壁、7階の受付ロビーの吹抜け空間=写真=や応接ゾーン、塔屋に設けた3種類の耐震壁、屋上庭園など、普段めったに入ることのできない建物の内部をレクチャー付きで見学して御堂ビルの魅力に触れた。
また1日には、1階いちょうホールで大阪市立大学主催による「第1回ジャパンオープンサミット」が開催され、約70人が聴講する中、日本各地におけるオープンハウスの取り組みについて紹介された。
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