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総合ニュース
2015/09/18
関西広域地方計画策定へ 中間整理案で意見交換
国の関係機関や府県・政令指定都市、経済団体などの関係機関で構成する近畿圏広域地方計画協議会は、関西広域地方計画の策定に向けて、第4回近畿圏広域地方計画協議会を16日に開いた。関西広域地方計画の中間整理(案)について意見交換した。関西の目指す姿と戦略として、8つの主要プロジェクト案を示した。
概ね10年間の国土づくりの方向性を定めるもので、8月に新たな国土形成計画(全国計画)が策定された。これを踏まえて、近畿圏でも、南海トラフ巨大地震等の大規模災害への取り組みや高規格幹線道路、国際コンテナ戦略港湾等の早期整備・活用の促進など、関西のポテンシャルを最大限に生かし、戦略的なビジョンを再構築するために広域地方計画を策定する。
関西広域地方計画中間整理案では、第2の都市圏である関西が首都圏、中部圏とともにそれぞれの個性を発揮してスーパー・メガリージョンの形成を推進し、複眼型の巨大都市圏域の一翼を担う。関西の目指す姿と戦略として▽アジアのゲートウェイを担い、我が国の成長エンジンとなる圏域▽日本の歴史・伝統文化が集積し、世界を魅了し続ける圏域▽快適で豊かに生き生きと暮らせる圏域▽暮らし・産業を守る災害に強い安全・安心圏域▽人と自然が共生する持続可能な世界的環境先進圏域―の5つとした。
主要プロジェクト案は▽関西ゲートウェイ+ネットワーク▽関西成長エンジン▽歴史・文化・おもてなし▽京阪神燦々まちづくり▽地方都市活力アップ▽農山漁村いきいき▽関西強靱化・防災連携▽環境共生。
高規格幹線道路等による道路ネットワーク整備や関西国際空港の機能強化、イノベーションを支える知の拠点整備、小さな拠点の形成、南海トラフ地震や上町断層帯地震等の大規模地震・津波対策事業などを盛り込んだ。
新たな広域地方計画は、10月から市町村計画提案を募集する。1月に第5回近畿圏広域地方計画協議会で計画原案について審議し、15年度内の計画策定を予定している。
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