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2026/11/04
豊岡市、市民会館リニューアルサウンディングに11者が参加
豊岡市は、豊岡市民会館リニューアル整備事業に関するサウンディング型市場調査を実施し、結果概要を公表した。参加者は11者(建築8者、設備2者、コンサルタント1者)。
今後着実・確実に事業を推進していくに当たり、望ましいスケジュールや発注方式検討の基礎資料とすることを目的に、現在の市場動向を把握するためのサウンディング型市場調査を実施した。
結果概要は、▼本事業への参加意欲について=参加意欲は、ぜひ参加したい5者、条件が合えば参加してみたい6者。参加条件は、発注(受注)方式が最も多く、事業費の規模、事業スケジュール等が挙がった▼発注(受注)方式について=市の想定する発注方式(設計・施工分離発注方式)について、参加可能5者、条件が合えば参加可能6者。一方で設計・施工一括発注方式が良いという意見あり。工種別の発注方式については、工種一括発注方式6者、工種分離発注方式5者▼事業スケジュール(実施期間・時期)について=十分可能1者、工夫をすれば可能5者。主な意見として、工期延長を防ぐためにも、実施設計の段階でアスベスト調査などしっかりとした事前調査が必要。近年の労働環境に対応するため、余裕のある工期設定を望むなど▼リニューアル整備内容について=主な意見として、施工レベルは新築工事よりも改修工事の方が高いと考える。メンテナンス性を考慮すると、特注品ではなく汎用品を採用する方が良い。整備内容については、需要調査等をおこなった上で地域の特性を活かした提案を受ける方がよいなど▼建設業を取り巻く現状と今後について=主な意見として、配置技術者の不足も、事業参加が困難な原因となっている。物価高騰により、希望するすべての改修が実施できない可能性はある。物価高騰は人件費以上に資材費が影響している。スライド条項での請負代金額の変更に対応して欲しいなど。
市は、文化会館整備事業について、市民会館を長寿命化・機能向上改修により文化会館機能を維持していくため、「豊岡市民会館リニューアル基本計画」を策定した。市民会館の長寿命化および機能向上を図ることが最適解であるとして、新築を行わず現市民会館を大規模改修する方針とし、大規模改修(長寿命化・機能向上)の基本設計に先立ち、現市民会館の老朽度等を調査する「豊岡市民会館長寿命化調査」の中間報告を受け、市民会館は長寿命化改修を行えば豊岡市公共施設等総合管理計画の目安である80年程度の使用は可能であるとした。
豊岡市民会館は、同市立野町20―34の敷地面積8000㎡に、RC造地下1階地上4階建延6464㎡(歩道橋含む)(建築面積2610㎡)。主要機能はホール棟:文化ホール(1118席)、楽屋、リハーサル室ほか、会館棟:多目的室、大会議室、中会議室、第1小会議室、第2小会議室、談話室、和室、青少年婦人室、ギャラリー、講座室、ロビー、事務室ほか、その他:歩道橋(ホール棟と会館棟及び国道312号と市道立野河岸線を接続)、駐車場120台。
基本理念は、「人・地域・世代を繋ぐ文化芸術交流拠点」とし、基本的な役割は▽市民が優れた文化芸術に触れる機会を提供する▽多様なレベルの文化芸術活動・創造拠点となる▽地域文化を次世代に引き継ぐ▽交流を生み出す、市民の居場所となる▽文化芸術による「小さな世界都市づくり」を発信する▽他の文化芸術施設と有機的に連携し、文化芸術の力を最大化する。
現時点での想定では、発注方式は設計・施工分離発注方式が望ましいとし、概算工事費は約40億円(設計・監理費含む)。想定改修内容は耐震化改修(特定天井)、老朽化対策(建築、電気設備、機械設備、舞台設備)、機能向上(文化ホール客席の全面更新、増築、エレベーター設置ほか)。今後のスケジュールは、26年度中に基本設計を完了し、27年度に実施設計者の選定、27~28年度に実施設計、28年度から改修工事の事業者選定及び工事に着手し、30年度までの開館を想定している。なお、豊岡市民会館リニューアル整備工事基本設計は綜企画設計に委託した。

